『環境と公害』編集委員会

日本環境会議へ


第51巻第1号 2021年7月

  タイトル 執筆者
リレー・エッセイ 名古屋新幹線公害――公害・環境問題研究の原点 長谷川公一 1
日本公害の経験を中国の市民へ――『戦後日本公害史論』中国語版序文 宮本憲一 2
特集1 東日本大震災と原発事故<シリーズ44>:原発関連訴訟の現在 8
特集1 特集にあたって 大坂恵里 8
特集1 事故から10年――福島原発事故賠償訴訟高裁判決にみる被侵害利益とふるさと喪失・変容損害 淡路剛久 9
特集1 福島原発事故賠償訴訟における国の責任と論点――生業・群馬・千葉訴訟高裁判決の検討を中心に 下山憲治 15
特集1 福島原発事故控訴審判決における損害論の展開と課題――生業・群馬・千葉訴訟から弁済の抗弁を中心に 若林三奈 21
特集1 原発再稼働をめぐる裁判例の動向とその課題――大飯原発訴訟・大阪地裁判決の検討を中心に 山下竜一 27
特集1 いわき市民訴訟判決について――福島地方裁判所いわき支部令和3年3月26日判決 渡辺淑彦・高橋力 33
特集1 子ども脱被ばく裁判訴訟(行政訴訟を中心に)――福島地方裁判所令和3年3月1日判決 田辺保雄 37
特集1 Fukushima Class Actionsが提示する原子力損害賠償の問題点 大坂恵里 41
特集2 続・諫早湾干拓問題の検証と今後の課題 45
特集2 特集にあたって 寺西俊一 45
特集2 “宝の海”を再び!――日本一の干潟を取り戻そう 保母武彦 46
特集2 海域コモンズとしての諫早湾・有明海――破壊から再生へ 大森正之 52
特集2 有明海の参加型再生に向けて――特措法の抜本的改革を 大久保規子 58
投稿論文 宇宙活動法における国連スペースデブリ低減ガイドラインの実施の意義――宇宙条約の規律形成とその課題 松田芳和 64
書評 公益財団法人トトロのふるさと基金編著『トトロの森をつくる――トトロのふるさと基金のあゆみ30年』 礒野弥生 71

第51巻第2号 2021年10月

  タイトル 執筆者
リレー・エッセイ 人生100年時代と食べ物の安全性 保母武彦 1
特集1 東日本大震災と原発事故<シリーズ45>:「日本の脱炭素戦略」検証 2
特集1 カーボンニュートラルに向けた日本の気候変動・エネルギー政策の課題 高村ゆかり 2
特集1 第6次エネルギー基本計画素案の提示を受けて 大島堅一 8
特集1 グリーン・ニューディールの潮流と日本のグリーン成長戦略 佐無田光 14
特集1 再生可能エネルギー推進と地域社会の持続――地球温暖化対策推進法における自治体の役割 山下英俊 20
特集1 《座談会》日本の脱炭素戦略をどう読むか――社会変革の行方をめぐって 座談会 25
特集2 東日本大震災と原発事故<シリーズ46>:放射性廃棄物処分と処分場立地選定の問題 33
特集2 特集にあたって 下山憲治 33
特集2 高レベル放射性廃棄物の最終処分と法 下山憲治 34
特集2 核のごみ地層処分場の文献調査と地域社会――寿都町と神恵内村の比較から 中澤高師・辰巳智行 40
特集2 ドイツ高レベル放射性廃棄物最終処分場立地選定法――参加型立地選定プロセスおよび段階的な権利救済 山本紗知 46
特集2 放射性物質管理に失敗した処分場の原状回復問題――ドイツ・アッセⅡ鉱山 山下英俊・渡辺重夫・西林勝吾 52
投稿論文 フィンランドにおける使用済み核燃料処分場問題――原子力発電所新設との関係に注目して 中澤高師・西林勝吾 56
投稿論文 ドイツの放射性廃棄物最終処分場選定過程における市民参加――国民参加同行委員会(NBG)の事例 一柳絵美 63
書評 大森正之著『持続可能な経済の探究――環境経済思想の軌跡』 西林勝吾 70
書評 藤川賢・石井秀樹編著『ふくしま復興――農と暮らしの復権』 山本信次 71

第51巻第3号 2022年1月

  タイトル 執筆者
リレー・エッセイ 大深度地下の利用は持続可能な開発か 礒野弥生 1
特集① アスベスト被害救済と建設アスベスト訴訟最高裁判決の意義 2
特集① アスベスト被害救済のあり方――新しい救済制度に向けて 吉村良一 2
特集① 政策形成訴訟としての建設アスベスト訴訟の到達点と課題 水口洋介 8
特集① 建設アスベスト訴訟における国の責任 岡田正則 14
特集① 建設アスベスト訴訟における建材メーカーの責任 渡邉知行 20
特集① 《座談会》建設アスベスト訴訟が切り開いたもの――提訴から13年を振り返って 清水謙一・田渕大輔・佃俊彦・古谷杉郎・村松昭夫・村山晃・森裕之・下山憲治・吉村良一 26
特集② 環境思想研究の現在と展望:社会・経済思想に着目して 35
特集② 特集にあたって 大倉茂 35
特集② 公害研究における環境正義論――公害研究の思想史へ 大倉茂 36
特集② 環境経済の思潮――古典派から現代まで 大森正之 42
特集② マルクスの環境思想――日本の公害・環境問題研究における受容と展開 羽島有紀 48
特集② エコロジーとポスト資本主義政治 北見秀司 54
特集② 20世紀経済思想における「産業文明」批判の系譜――ジョージェスク=レーゲン,玉野井,ポランニー 桑田学 60
東日本大震災と原発事故<シリーズ47> 津島原発訴訟地裁判決と原状回復 神戸秀彦 66

第51巻第4号 2022年4月

  タイトル 執筆者
リレー・エッセイ 福島原発事故賠償訴訟のいま――東電の応訴態度に思う 吉村良一 1
特集1 琉球弧における防衛施設整備と環境問題 2
特集1 防衛施設整備と環境問題――有機フッ素化合物(PFAS)汚染問題を中心に 桜井国俊 2
特集1 土地規制法と環境保護運動 仲松正人 8
特集1 やんばるの森の世界自然遺産登録と米軍北部訓練場――市民社会から国際機関への働きかけの経緯 吉川秀樹 14
特集1 馬毛島における違法開発と自衛隊基地建設計画の問題点 長野広美 20
特集1 軍の再編政策と戦略的環境アセスメントの必要性――文民統制を取り戻すために 砂川かおり 26
特集2 2020年目標後の化学物質管理を考える 32
特集2 PRTR制度の進捗と展開――化管法施行20年を振り返って 中地重晴 32
特集2 化審法の現状と課題 辻信一 39
特集2 農薬取締法改正と農薬再評価制度の課題 木村-黒田純子 45
特集2 新たな公害――「香害」と化学物質過敏症の現状と課題 寺田良一 51
特集2 化学物質管理の抜本改正の動向と課題――化学物質の自律的管理に向けて 原邦夫 57
特集2 《座談会》日本における化学物質管理はどうあるべきか――2020年目標後の課題 木村-黒田純子・中下裕子・藤原寿和・中地重晴 63
東日本大震災と原発事故:シリーズ48 福島原発事故からの復興の課題――放射線被ばくから自由な環境の確保に向けて 礒野弥生 68