環境再生と健康なまちづくりをめざす水島宣言(一部抜粋)
日本環境会議は、昨年(2007年)7月の第25回四日市大会、今回の水島大会、そして来年(2009年)11月に予定されている第27回尼崎大会を通じて、大気汚染による公害被害者の健康回復と公害被害の再発防止のための取り組みを進め、臨海工業地域の環境再生・地域再生のまちづくりについて検討している。この中間点ともいえる今回の水島大会の成功を踏まえ、私たちは、人々が健康に暮らせる地域を目指して、以下のことを提言する。
- 公害による被害や損失を明らかにし、それらを公害の未然予防や公害被害者の救済に生かしていくこと。
- 医療・福祉の充実、環境保全型の産業構造への転換、地域住民の生活優先のまちづくりを通じて、水島地域の再生をはかること。
- 瀬戸内の自然を保全し、鞆の浦にみるような安易な埋め立てによる自然と文化の破壊行為をストップさせ、景観の保全や漁業の再生など臨海部地域の豊かな環境の再生をすすめていくこと。
- アジアの諸国・地域に向けて水島地域をはじめとする日本の経験と教訓に関する情報発信を進め、海外の人々との連携を深めていくこと。
- これらを通じて、足元から地球温暖化防止への取り組みにも寄与すること。
以上の提言をもとに、私たちは、水島の臨海工業地域の環境再生と健康なまちづくりへの取り組みをさらに発展させていくために、その担い手を育て増やしていくとともに、住民・行政・企業の協働の輪を広げていくことを、ここに宣言する。
2008年9月21日
第26回日本環境会議水島大会参加者一同 |